ETCとは

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ETCとは

高速道路料金が休日1,000円になるという、型破りともいえる政策が打ち出されて1年余りになります。
それに関連して、にわかに注目されるようになったのがETCで、休日1,000円の政策が開始される時期は品薄になり、入荷待ちという現象も起きました。

そもそもETCとは、どんなものなのでしょうか。
いまさらと思われるかもしれませんが、ここでまとめてみたいと思います。

ETCとは「Electronic Toll Collection System(電子式料金自動収受システム)」を略したもので、高速道路料金の精算を自動化するためにつくられたシステムのことを指します。

ETCが全国展開するようになって10年近くになった現在、普及率も80%を超えています。

ETCは、高速道路の入口料金所と出口料金所それぞれで、自動車に設置したETC車載器のアンテナとETCゲートのアンテナがデータ交信することで料金支払いを済ませます。

高速道路の渋滞がしばしば問題になりますが、全体の30%が料金所通過時ともいわれていますので、ETCの普及は渋滞緩和にも大きく貢献しています。

ETCを利用するためには、自動車にETC車載器を取り付け、ETCカードを挿入する必要があります。

ETCとクレジットカード

ETCを利用するためには、クレジットカードが必要になります。
自動車にETC車載器を設置してカードを挿入することで、初めてETCの使用が可能になるのです。
ちなみに、高速道路の通行料はクレジットカード会社から後日引落されます。

交通機関の利用料金をはじめ、ショッピングや食事など、日常生活のほとんどがカードで賄われる、いわゆる「キャッシュレス時代」になりました。
また、携帯電話にクレジット機能やポイントカードを取り込める機能がついたことも、キャッシュレスを後押しする結果になっています。

クレジットカード会社やクレジットカードの種類も多くなり、また、提携企業が増えるなど、いろいろな特典が増えすぎて、どのカードがお得なのか迷ってしまうこともあります。

クレジットカードをもつ大きなメリットは、ポイントを貯めていろいろな特典と交換できることにあります。
効果的にポイントを貯めるためには、メインのカードを決めておくことです。
また、ETCに有利なカードをみつけ、それをサブカードとして使うこともできます。

現在、発行されているクレジットカードのほとんどが、ETCカードを同時あるいは追加で発行していますので、ポイント還元率の高さも考慮して選ぶことをお勧めします。


ETCのメリットとは


ETCのメリットは、なんといっても料金所をノンストップで通過できるということです。
高速道路を利用するためには、入口と出口にある料金所で一旦停止する必要がありますが、ETCを利用する場合は、専用のゲートを通過することで料金の支払いができるのです。

しかも、高速道路の利用料金は、クレジットカード会社からまとめて清算されますので、料金所で支払うための小銭を用意する必要もありません。
また、ETCの料金がクレジットカード払いになっていることで、ポイント付与対象にもなるなど、いろいろな特典を受けることができます。

現在廃止されているハイウェーカードの場合は、プリペイド式(前払い)でプレミアムを付けることで料金を割り引くシステムになっていました。
ETCカードの場合は代金後払いで、しかもいろいろな特典の対象になるのですから、お得なシステムだといえます。

しかし、ETCを利用するためにはETCカードも必要ですが、 ETC車載器の設置が不可欠になります。
つまりETC車載器を設置しなければETCカードの利用ができないため、政府が景気対策のために打ち出した、休日1,000円の高速料金制度の恩恵を受けることもできないのです。

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